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シミ取りレーザーの施術の流れって?治療期間はどれくらい?
2024.03.14|コラム

「シミ取りってどんな流れでするの?」と思われている方へ、仙台おくぐち皮ふ科クリニックの看護師が、施術の流れを詳しく解説します!
今回は老人性色素斑(いわゆる濃く丸いようなシミ)に対しての治療の経過をまとめてみましたので、ぜひお役立てください。

シミ取り治療に使用するレーザーは?

Qスイッチルビーレーザーという機器を使って治療します。
Qスイッチルビーレーザーとは、694nmの波長でメラニン色素を選択的に破壊するレーザーです。
この波長はシミやアザの原因であるメラニン色素に吸収されやすく、周囲のお肌へのダメージは最小にしながら、浅在性のシミや深在性のアザを治療することができます。

こんなお悩みの方におすすめです。

  • 大きくてはっきりしたシミを取りたい方
  • 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)など、皮膚の深い層に存在するシミを治療したい方
  • なるべく1回でシミ治療を完了したい方

レーザー治療の流れ

1:カウンセリング

肌診断機「レビュー」を使用し、シミの種類やレーザーへの適応があるかどうかを診断します。
肌診断機「レビュー」とは、見た目だけでは判断が難しいお肌の状態をUV画像で撮影し分析できる肌画像診断システムです。
その分析結果と医師の診察診察を基に、患者様お一人おひとりの状態に合わせた治療をご提案いたします。気になることは何でもご相談ください。
シミ取りレーザー治療は保険適用外のため、ご予算に合った最適な治療法を一緒に見つけていきましょう。

2:シミ取りレーザー治療スタート

アイスノンで十分に患部をクーリングした上で、医師がレーザーを照射します。輪ゴムで強めに弾かれたような痛みがあります。
治療後すぐにスキントーンのテープと軟膏で処置をいたします。

施術後数時間は患部がヒリヒリしますので、帰宅後はアイスノンで冷やして痛みを抑えていただいて構いません。
当日は長湯や激しい運動は控えいただくことをおすすめします。患部以外はメイク可能です。

3:アフターケア

施術後10日前後はテープの貼り替えや軟膏処置、ビタミン剤やトランサミン内服の継続等をご自身にて実施いただきます。
患部のテープ保護中も周りは洗顔やメイクなどしてOKです。

ホームケア時の注意点は下記の通り。

  • 十分な紫外線対策を行う
  • 保湿をしっかり行う
  • 患部を強くこすらないよう注意する

4:1ヶ月目検診

施術後1カ月を目途に医師の診察がございます。患部の赤みや茶色みなど、気になることはないかお伺いします。
シミがかさぶたとなり剥がれ落ちるのもこのタイミングです。
これをピークに再度シミ部分の色素沈着が目立つ場合がございます。レーザーの刺激によるもので、徐々に薄くなっていきますのでご安心ください。
ご希望により、シミ取りレーザー後の色素沈着に効果的な美白剤もご準備しておりますので、お気軽にご相談ください!

5:3ヶ月目検診

治療後3か月を目途に再度医師の診察がございます。内服はこの検診時までは継続します。
他の美容治療の希望などがございましたらお気軽にお尋ねください。

レーザー治療のビフォーアフター

シミのお悩みは専門医へご相談を

シミの種類には様々なものがあるため、自己判断ではなく、専門知識が豊富な医師や看護師にしっかりカウンセリングをしてもらい、ご自身に合った治療方法を選ぶことが肝心です。
仙台のおくぐち皮ふ科クリニックお気軽にご相談にお越しください!

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